音楽

「きっとまたいつか」 小田和正TOUR FINAL 

小田さんのドーム最終日・京セラドーム大阪に行ってきました!実はドームで行われるコンサート自体初めてで、5万人が集うと一体どうなるんだろう!?と期待と不安を抱えて4時開場を目指しました。

すべての世代が集う 小田さんの歌を聴くために集った5万人は、小田さんよりも年配のひとたちから子どもたち(おそらく家族づれ)まで幅広くて、ほとんど年齢偏在がなかった。これら各世代が仲良く集うことがとても難しくなった今の世の中なのに、音楽でひとつになれるなんてすごいこと。小田さんってすごい!と始まる前から感動しきりな私でした。トイレの長蛇の列に焦っているおばあちゃんを孫がなだめていたり、家族4-5人で来ているグループ、熟年夫婦や何回もコンサートに足を運んでいる自慢話をしているおばちゃんグループなど様々で、それを見ているだけでも楽しませてもらってました。

声をきいただけで泣ける 「今日もどこかで」で始まったコンサート。透き通った、明らかに空気がピンと張りつめる、あのお声を聞いただけで涙が流れてしまいました。前半の中心はオフコース時代の名曲ばかり。私も小学校(ちょうどwe areが小学校4年生くらいでした)から高校生ぐらいに聞いた曲ですので、一緒に口ずさめてしまいます。昔の曲の詞の深さに改めて感じ入るひと時でした。わたしの周りはおじ様達が多くて、とても満足げにうなづいているのが印象的でした。ときどき支離滅裂に飛び出す小田さんのおやじギャグにも受けておりました。ドームの気軽さから私もビールを飲んでましたので、大笑い・人目構わず一緒に歌うなど、大いに楽しんできました。

走りつづけることの大切さ、すごさ コンサートの始まりから後半まで、走る!走る!はじめは息切れするのではないかと心配になりましたが、後半に行くほど声は伸びていくからびっくりです。後半を占めた1990年以降の曲は、オフコース時代の曲とは詞や曲調が変化しているけれど、走りつづけ探求しつづけてきた小田さんの境地なのではないか、とも思います。落ち込んでいる人たち、頑張っている人たちへのエールを送りつづける、それを己の役割と意識されているように感じました。お客さんにマイクを向けたり、触れ合ったりは、10年以上前のコンサートではなかったことですから。私にとっては、こんなに長い時間(30年近く)自分の人生の傍らでずっと励まし続けてくれいていたアーチストはほかになく、ただただ感謝の気持ちです。このコンサートは宝物です!これからもお元気で、いつまでもその歌声を聞かせてください。でもそんなに自分の体をいじめないでくださいね。

| コメント (0) | トラックバック (0)

MISIA ‘EIGHth WORLD~~日本ガイシホール 名古屋~

コンサートを振り返ってみて、‘伝える‘ってことを強く考えました。どうしたら気持ちは相手に伝わるのか、言葉か、体か、音か、映像か...とても難しいけれど、やはりそれだけ心を尽くしているその‘気持ち‘が大切なんだと。

1万人近くの観衆の心をつかむ歌声。ほんとうに‘gifted voice‘だとおもいます。

アリーナで飛び跳ねて、手を振って、思いっきり楽しみました。ブランコに吊られて青空の中で気持ちよさそうに歌う演出も、背景にときどき挿入される画像も素敵でした。最後に舞い降りてきた紙テープに必死に手を伸ばし、つかんだときの喜びといったら!

熱烈なファンではないけれど、MISIAの伝えたい気持ちは切ないほど届きました。ナイロビのスラムの子供たちの窮状と援助を訴えかけてました。正直なことを言えば、コンサートで音楽以外の強いメッセージを強く打ち出されることに、少し驚きました。夏のアコースティックコンサートのときもそう感じましたが、今回も大観衆を前にそれを伝えるMISIAの‘強さ‘を感じました。とてつもない効果だと思う。それを好意的にとるにしてもしないにしても。

EIGHTH WORLD MISIAのジャケット写真


アルバムも最高です。

| コメント (0) | トラックバック (0)

クリスマスの約束2007

毎年恒例の「クリスマスの約束」。TBSでの放映ももう7年になる。小田和正さんが未来に残したいと考える日本の「名曲」を彼のバンドと非常に高いクオリティで聴かせてくれる。もちろん小田さんの自身の往年の名曲や最近のヒット曲を散りばめながら。そして何よりも、ゲストとの共演が見逃せない企画である。個人的には、「夜空ノムコウ」と桜井さんの登場前に聴かせた「HERO」は過去特に印象に残っている名演で、それだけでもCD化してほしいと思うほど。

さて今年。豪華なゲストとの共演がメインの構成で、とても楽しめた。私の大好きなアーチストばかりだったこともあるのかもしれないけれど。宮沢和史さんとの「風になりたい」は、バンドのコーラスの力強いこと。小田さんのことだから、この日のために編曲と練習を含めて相当な時間を費やしているのだろうなあ、とあらためて思う。さだまさしさんが歌った小田さんの「WOH WOH」も味があった。佐野元春さんとの「someday」は、これまた小田さんがずっと高域でハモっていて、なんとも気持ちよかった。

私の小田さんファン歴は小学校5年生のころだから20数年になる。ちょうど「over」が出た頃だったと思う。父の職場の同僚が大ファンで、たくさんテープをいただいたことから始まった。実は小田さんはmy fatherと同い年!自分と同い年の中年男性に熱を上げる娘に、きっと父は困惑していたことだろう。その後いろんなバンドや音楽に興味を持つものの、必ず小田さんの曲は聴き、この20数年のさまざまな場面で心に響き続けてきた。今は、毎日聞くようなファンではないものの、久しぶりに聞いても同じ感動が「共鳴」するし、過去のいろんな場面が瞬時によみがえってくるので、久しぶりに会う幼馴染のような存在でもある。そしてクリスマスの約束は1年に1回テレビで小田さんの姿を拝見することのできるほぼ唯一の機会である。

誰よりも日本の音楽のことを大切に思っていて、言葉を大切にしているアーチストだと思う。照れ屋さんだからゲストを持ち上げたりすることは決してできず、いつもゲストを緊張させてしまうホストぶりも、なかなか存在しない個性で、ほほえましい。毎年だとマンネリ化しないような企画を立てるだけでも大変だと思うが、ぜひともこれからも続けてほしいと願う。小田さんもいつまでもお元気な声を聴かせてください!

my best albaum Image_2 Image2

| コメント (2) | トラックバック (1)

ケルティック・クリスマス2007                   ~12.15.すみだトリフォニーホール

個人的には、2003年から毎年12月の恒例行事となっているケルティック・クリスマス。

ケルト音楽を中心に世界の音楽を熱心に紹介し、数々の来日コンサートを誘致しているPlanktonの企画で1998年から始まっている。そして、ケルト音楽を心から愛してやまない尊敬する元上司に初めて誘っていただいてから、5年目になる。毎年複数のバンドが集まり、それぞれのコンサートと合同のセッションが行われる。ケルトと言っても本場アイルランドのみならず、過去にはスペイン、アメリカ、北欧からも参加しており、セッションでは国境や年齢を超越した巧みな即興を聴かせてくれる。セッションでは、いつも年長者に対する若手の尊敬の念が溢れていて、「伝統」の素晴らしさ、すごさを感じることができる。

今年は、TREADとANUNAの二つのグループ。

TREADはカナダのピラツキ兄弟のステップとフィドル、トリーナ・マーシャルのハープを中心としたグループ。チーフタンズのメンバー、ダンサーとして同行している若手メンバーにより結成されているのが、やはり伝統を重んじるケルトらしい。ハープが絶妙に聴かせ、何と言ってもピラツキ兄弟とキャラ・バトラーのダンスが心地よくて、自然と床を踏みしめてしまうほど。

アイリッシュダンスとカナダのヴァリーダンスでは上半身の使い方が違う、のか。素人の私にはそれくらいしかわからず。しかし、海を越えてカナダに渡った‘伝統‘が形を変えているのを見ると、やはり世界はひとつなんだと思う。

後半は、一変して静謐の世界へ。

ANUNAは中世アイルランド音楽の世界を繰り広げる、混声合唱団。カトリックの神聖な祈りが伝わってきて、目を閉じるとここがコンサート会場であることを忘れてしまうほどであった。

圧巻だったのは、ステージから女性ソプラノ2人が会場奥までゆっくりと歩をすすめながら輪唱する曲。いわゆる歩いて作るほんもののサラウンド、といった感じで、曲が終わった後場内からはため息が漏れた。

日々の悩みや苛立ち、醜いもの、嫌なもの...それらに支配されている自分の心の中が馬鹿馬鹿しく、情けなく思えてきた。カトリックではない自分であるものの、心が浄化されるような気分になった。いつもこんな気持ちでいれたらいいのにねー、と言い合う。

例年のコンサートに比べて、「クリスマス」らしい雰囲気で、また二組のグループを存分に楽しめる構成で、とても印象的な夜になった。

| コメント (2) | トラックバック (0)

福田進一 ギターリサイタル ~松阪市民文化会館

今日は雨も上がって、秋晴れの気持ちよい一日。福田進一さんのギターリサイタルを聴いて、さらにすがすがしい気分になる。

超絶技巧、哀歓あふれるメロディ、時にピアノのような、時にバイオリンのような音色、とても素敵な演奏。後半は松阪商業高校ギター部の演奏と、共演もあり、終始和やかなムードだった。松阪商業のギター部は毎年全国高校ギター。マンドリンフェスティバルで入賞しているとのこと。最後に共演した2台のプライムギターとギターオーケストラのためのコンチェルトは、とても微笑ましかった。ギターのことに詳しくない私でも知っている村治佳織や鈴木大介の師匠だから、後輩に向けるまなざしも熱心で、そのお人柄が出ているようだった。

「11月のある日」が好きだったので、’Tribute to Leo Brouwer’のCDを購入。これがまたメロディアスで心地よくて。。しばらく聴き続けそう。でも、ピアノやオケのコンサートに比べると、観客が少ない感じなのは勿体無いなあ、と思った。クラシックギター人口は少ないのかもしれない。

今日はプレヴィン指揮のラフマニノフ交響曲第2番のCDも届いて、マゼール指揮と比べていたのだが、私は断然プレヴィンの方が好きだ。

絵画も音楽も、そして人も、自分のどこかに響いてすごい化学反応を起こすものを好きになってしまうのだろう。良いとか、悪いとか、そういうものさしではかれないもの。いつもそんな反応をたのしんでいたいと願っている。

永効の螺旋~ブロート~ウェル作品集

| コメント (2) | トラックバック (1)

塚本聖子ピアノリサイタル

◇演目

バッハ=ブソーニ  ジャコンヌ ニ短調 BWV1004

メンデルゾーン    無言歌集より 悲歌 ニ長調 Op.85-4

                       羊飼いの訴え ロ短調 Op.67-5

ショパン              アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22

チャイコフスキー   くるみ割り人形 組曲 Op.71a

バラキレフ          イスラメイ

◇アンコール

ドビッシー       月の光

ショパン           小犬のワルツ

10月14日 三重県文化会館大ホール

三重県桑名市出身の塚本聖子さんのピアノリサイタルを聴く。精巧なタッチで力強く、でも音は柔らかさを持っていて、静かな気持ちにさせてくれる演奏だった。地元出身のこんなに素晴らしい演奏家の存在を知ることができてうれしかった。ホールはほぼ満席だった。今日の朝日新聞でも触れられていたが、地方オーケストラの自治体や企業からの援助などは減っていて、存続が危ぶまれているところもあるという。ここでも地方と都会の格差が明確になりつつある。ホールフロアには、岡田文化財団の花スタンドが見られた。こいったサポートがあってこそ、地方でも芸術の芽が育まれていくのではないかと思う。塚本さんのこれからの活躍を期待。

| コメント (0) | トラックバック (0)

干物のリゾット

3連休仕事していたものの、いつもより早い時間に家路につくことができたので、今日はゆっくりと自分の時間が過ごせた。BS2でサイトウキネンオーケストラの”幻想交響曲(ベルリオーズ作)”を聴きながら本を読んでいたが、あまりに良かったので、本は中断。特にオーボエは出色。全然詳しくないけれど、これまでに聴いた幻想交響曲のなかで、とてもよかった。

気分よく食事の準備。以前料理番組でイタリア料理店のまかない食として干物を使ったリゾットを紹介していて、”美味しそう!!”だったので、そのアイデアをいただいて、作ってみた。

1.アジの干物をオリーブ油でカリカリに焼いて、身をほぐす。

2.残った骨とコンソメスープを作る(多めに作っておくべし)。

3.オリーブ油でみじん切りたまねぎを炒め、洗わずにお米も一緒に炒め、白ワイン少々を加え、弱火で2のスープを継ぎ足しながら18分間かき回し続ける(18分、というのはイタリア料理基礎本に強調されていたので)。

4.最後に中火で1分程度強くかき混ぜる

で、できあがり。分量も適当だし、特に味付けしなくても、干物の塩気で十分であった。これはなかなかいけるぞ。油ものに弱い私でも、オリーブ油を必要最小限にすれば胃にもやさしそう。

今度、飲み会の最後に出してみよう。

| コメント (2) | トラックバック (0)

イングリット・フジ子・ヘミング リサイタル

2007年4月28日 横浜みなとみらいホール

CHOPIN

ワルツ第9番変イ長調「別れのワルツ」

ワルツ第1番変ホ長調「華麗なる大ワルツ」

ノクターン第1番変ロ短調

12のエチュード

休憩

LISZT

ため息

いずこへ

愛の夢 第3番変イ長調

ハンガリー狂詩曲 第2番嬰ハ短調

ラ・カンパネラ

アンコール

月の光

革命

続きを読む "イングリット・フジ子・ヘミング リサイタル"

| コメント (0)

その他のカテゴリー

おいしいもの | 医療 | 料理 | | 映画 | 演劇 | 美術 | 芝居 | 読書 | 雑記 | 音楽